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タコギアを付けたゾ  


エンブレムを自作したりフラッシャーランプをLED化したりとぐずぐず
していたら春になってしまいバイク屋はどこも大忙しになってしまいました。
面倒な仕事は梅雨が来てからにしてほしいというので、梅雨が待てない私は
自分でタコメーターギアを組み込むことにしました。


用意するもの(タコメーターギア関係のパーツは省略)

  クリーニングなど
    真鍮ブラシ
    歯ブラシ
    CRC556
    パーツクリーナー
    ウエス
    廃油受け容器
    ペット用シーツ(廃油を染み込ませるため)
    レジ袋(ごみ入れ)

  工具
    スパナ
    モンキースパナ(ナットの大きさ一目で判別できない私はこれで
                    大きさを計ります。締め付けには使用しません。)
    ドライバー
    プラハン
    かなづち
    六角レンチ(ブラインドプラグはずし、ソリッドブッシュ打ち込み)
    オイルストーン
    カッター(ガスケットはがし)
    計量カップ(ギアオイル計量)

  材料
    右クランクケースカバーガスケット
    液体ガスケット(ガスケット併用型)
    針金(横着してオイルポンプをはずさないで作業するので、
         クランクケースカバーを吊り下げるため使用。)
    ギアオイル
    グリス


作業工程
  0.準備
    エンジンにCRC556を吹きつけ汚れを落とす。
    特に汚い底面は真鍮ブラシで擦って泥汚れを落とす。
    ドレンプラグ付近は念入りにクリーニング。
    アクスル,ドライブギアとソリッドブッシュを冷凍庫で冷やす。

  1.オイル抜き
    エンジンを暖めるためちょっと走ってくる。
    Gタンクをはずす。
    廃油受け容器を置いて、ドレンプラグ開。
    パッキンをクリーニングして、ドレンプラグ閉。

  2.クランクケースカバー開
    キックの現在位置をマークする。
    キックをはずす。
    オイルポンプカバーをはずす。(オイルポンプははずさないけど。)
    クランクケースカバーのねじを緩める。
    プラハンで軽くたたく。
    クランクケースカバーをはずす。
    針金でクランクケースカバー吊り下げる。
    
  3.タコメーターギア組み込み
    ブラインドプラグはずす。
    ソリッドブッシュ打ち込み。
    シム、ドライブギアを支えつつ、アクスル,ドライブギア打ち込み。
    ドライブギアとドリブンギアにギアオイルを塗る。
    ドリブンギア挿入。
    ハウジングアセンブリのOリングにグリス。
    ハウジングアセンブリ挿入。
    ストッパ取り付け。

  4.クランクケースカバー閉
    手とカッターでガスケットをはがす。
    オイルストーンで磨く。
    パーツクリーナーでクリーニング。
    液体ガスケットを付ける。
    ガスケットをはさんでクランクケースカバーを取り付ける。
    オイルポンプカバー取り付ける。
    キックを取り付ける。
    ギアオイルを入れる。


と、こんな感じに事前に頭を整理し間違いのないように注意して作業
に取り掛かりました。
  

  左はギアの組み込み
  まで終えた状態です。

  25年以上経っている
  バイクだけに内部は
  かなりいっているもの
  かと思いましたが、
  とんでもありません。
  ギラギラと光っていて
  エネルギーがみなぎっ
  ている感じです。
  やっぱり生きている
  エンジンなんだなと
  思いました。
組み立て手順に細心の注意を要するアクスル,ドライブギアですが、 (クラッチを自分ではずせない人間にとって・・・)最初は遠慮気味 に打ち込んでいたのですが、つらいちまで打ち込まないとクランク ケースカバーが閉まらない事がわかり後でさらに叩き込まなければ なりませんでした。 また今回、ガスケットはがしは今まで経験したバイクいじりの中で 一番つまらない作業であることを実感しました。時間がかかる上、 手を抜けない大切な工程、対してオイルストーンの威力には感動 しました。軽く当てるだけでガスケットのカスが面白いように取れ ます。あっという間にピッカピカ。合わせ面がきれいになると オイルストーンが貼り付くような感触を受けました。 オイルストーンを買う時、どの大きさにしようか迷いましたが、 お金をケチって小さ目のを選んでしまいました。しかし結果的には 正解で、実際に使うときある程度小さくないと細かいところが磨け ないことが分かりました。 (あぁ、ケチで良かった!) 最後の仕上げにハウジングアセンブリのストッパを取り付けましたが、 これが意外に苦労しました。マフラーが邪魔で手が入りません。 あまりにも作業性が悪いので、参考にしていたホームページの写真を もう一度見直すとダウンチャンバーになっています。(なるほど!) この時点で重大な問題に気が付くべきだったんですが、細かな失敗は あったもののタコメーター取り付け作業は順調に行っているかのよう な感じで初日の作業を終えました。日暮れまでまだ少し余裕があった のでア―シングなんかやってみたりしました。(チャリンコ並みの ヘッドライトの暗さがなんとかならないものかと。)
はんせー 初日の作業を終えた後この日うまくできなかった点を反省してみました。 1.ソリッドブッシュを打ち込む工程でソリッドブッシュ上端に傷を 付けてしまいました。エンジンを暖めたりソリッドブッシュを冷凍庫 で冷やしたりと一応やれるだけの事はやっておいたのですが、すごく 硬くて容易には入りませんでした。六角レンチをあてて何度もコンコン やってるうちに上端部がガタガタになってしまいした。 (ドリブンギアを挿入するときにギアオイルをたっぷり付けましたが こんなことでリカバリーできるのでしょうか?ドリブンギアと擦れて 程よく磨耗するとうれしいんですが。) 2.クランクケースカバーのはめ込みで、素人作業では信頼が持てない ので安全のためにガスケット併用タイプの液体ガスケットを使いました。 しかし使いづらくて全然均一に伸びません。表面がモコモコになります。 別のメーカーのにするかガスケットだけにした方が良かったと思いました。 しょうがないのでバイクの下に新聞紙を敷いて1週間ほどオイルの垂れ が無いかチェックすることにしました。(・・・1週間経っても垂れが なかったのでうまく行ったみたいです。) 3.ギアオイルをこぼしてしまい何cc入ったか正確に分からなくなって しまいました。うかつでした。ギアオイルの入れ方をまったく考えて いませんでした。漏斗が無かったので軽量カップからいきなり入れ始め ましたがトロトロ垂らす方式ではいずれ行き詰まるのは明らかなので、  途中で頭を使い食品トレイの底に穴をあけて漏斗代わりに使用しました。 調子よく入ってくので、気を良くして油断したときに手が滑って軽量 カップを落としてしまいました。何ccこぼれたか分かりません。 サービスマニュアルによると500cc+50cc‐0cc  となっていたので多めに入れることにしました。  軽量カップ1杯180ccを3杯で540cc。40ccも  こぼれてないだろうと言う憶測です。  (最初は2杯と4分3強入れるつもりでした。) 今回の教訓 1.液体ガスケットは現物に使用する前に一度他のもので試しておく。 2.ギアオイルを入れるときはちゃんとした道具を用意する。 この後、明日の作業に備えタコメーターケーブルをどのように這わ そうかと考えていたときに重大な問題に気が付きました。 マフラーと干渉してタコメーターケーブルがエンジンにつなげません。 せっかく意を決してエンジンを開けたのに、エンジンもタコメーター も準備OKなのに間をつなぐことができないなんて。 諦めると言う選択肢を選ぶ前に一晩じっくり考えてみることにしました。 二日めー ケーブルがミニトレ用じゃなくてRD50用だから取り付かないのか、 それとも4速時代のミニトレはマフラーを変更しないとタコメーター が付けられないのか。予想だにしていなかった事態に遭い、ミニトレ にタコメーターがオプションとして付けられるようになったのは何年 型からなのだろうかと、改めて考えてみました。 少なくとも初期の4速時代のマフラーは対応していないと考えていい ようです。モノサス時代は多分大丈夫でしょうが、5速2本サス時代 は微妙な感じです。 マフラー交換となればまたオークションに頼らなければなりません。 考えられる選択肢は、 1.5速2本サス時代のマフラーで試してみる。 2.モノサス時代のマフラーに変更する。 3.ダウンチャンバーにする。 1.はうまく行くかどうか分かりません。車体は77年型なので 本来の形に戻るわけですが。 2.はまた別のところが干渉する可能性が大です。 3.はきっと楽しいと思いますがミニトレのノーマルの雰囲気が なくなります。 で、結局マフラーには手を出したくないと理由でどの選択肢も選ばず、 かといってせっかくギアまで組み込んだのにこんなことで諦めたく なかったので一晩考えた末、ケーブルの金属部分に切れ目を入れて 無理やり曲げることにしました。 適当に曲げて様子を見ると後少しで取り付き そうでした。ここで、切れ目を増やして関節 を2箇所にしようか、このまま曲げ切って しまおうか迷いましたが、後少しだったので、 このままさらに曲げることにしました。 これが失敗でした。中のチューブまで割れて しまって、ワイヤーを回すとゴリゴリ感 がするようになりました。
それでも全然使えないわけではないので半ベソ状態でケーブルを 取り付けエンジンをかけると見事タコメータの針が振れました。 アクセルをあおると当たり前 ですが大きく振れます。 自分で適当に調整した アイドリングがやや高め で1700rpm。 走行中よく使うのが 6000rpmくらい。
大いに不安が残るものの自分の作業でここまで来られて感動しました。 この後すぐにミニトレ用のタコメーターケーブルを注文に行きました。
後じつー 後日、ミニトレ用のケーブルをRD50用と比較すると金属部分が 若干短いもののやはり加工が必要でした。 今度は関節を3個所入れて慎重に曲げましたが前回の失敗があるので 非常に手間取りました。仕上がりは悪いですが、とりあえず使えるよう になりました。(もう1本買ってきて再チャレンジしようか?) TopPage UpperPage

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